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台風への備え若者が議論 宮教大生と名取北高生 合同ワークショップ

大雨への対応を話し合う宮教大生と名取北高生=11月19日、宮教大

 台風や大雨への備えを若い世代に考えてもらおうと、宮城教育大と名取北高は合同防災ワークショップを仙台市青葉区の同大で開いた。大学生と高校生は台風による雨が激しさを増す想定の下、4〜5人の班に分かれ、どう行動するべきなのかを真剣に話し合った。

■災害情報を基に対応検討

 宮教大からは教員志望の学生ら20人、名取北高からは同大に進学希望の生徒ら16人が参加。大学生と高校生混成で8班を編成し、気象庁考案の「大雨防災ワークショップ」を基にシミュレーションを進めた。
 各班とも名取市内に住んでいる想定で、地形、家屋の形状、家族構成などの条件も与えられた。台風接近に伴って、注意報から特別警報発令まで、時間を区切って対応を検討した。
 10月の台風19号では全国で大きな被害が出たことから、学生たちは注意報や警報が出されると緊張した面持ちで議論。「高齢者がいる家族だから早めに避難を始めよう」「浸水域を通らないと避難所に行けないので車利用はやめた方がいい」などの意見が出た。
 同大2年大友奏(かな)さん(21)は「教員を志望しており、どんな場所が赴任先になるか分からないので、今後は災害情報に適切に向き合っていきたい」と話した。
 ワークショップは同大が4月に防災教育研修機構「311いのちを守る教育研修機構」を開設したことに伴う防災教育連携の一環として、11月19日に開催された。


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2019年12月03日火曜日


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