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新庄に東北初の農林専門職大学 山形県、23年開学目指す

 山形県は3日、農林業を担う高度な人材育成を目的とした専門職大学を同県新庄市に設置する方針を明らかにした。農林分野では東北初の専門職大学となる見通し。県直営の4年制県立大学として、2023年4月の開学を目指す。県は今後、開学に向けてカリキュラムや教員構成など具体的な計画を検討する。
 専門職大学は17年の学校教育法の改正で創設された教育機関。既存の大学よりも実践を重視し、成長分野のけん引役を育成することを目標に掲げる。
 県は5月以降、外部有識者から成る委員会で基本構想を検討。3日付で(1)将来を見通した経営(2)消費動向を見据えた需要・市場開拓(3)高度で先進的な生産技術−などを備えた人材育成を目指す構想を決定した。
 構想では、農林業のグローバル展開や6次産業化を見据え、「広告論」や食品の安全などを担保する認証制度「GAP」に関する科目設定を例示した。
 入学定員は40人程度。一般入試や社会人入学など多様な選抜を用意し、県内外の高校生や社会人経験者が志願する大学を目指す。2年制の県農林大学校(新庄市)の敷地内に設置することから、同大学校を専門職大学の付属校と位置付け、3年次からの編入学も想定する。
 吉村美栄子知事は3日の県議会12月定例会本会議で「食料供給県の存在感をさらに高め、県内はもとより、東北、全国から学生を引きつける」と述べた。


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2019年12月04日水曜日


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