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福島県への教育旅行51万人 7年連続で上昇も、学校数は震災前の89%

 福島県は、2018年度の教育旅行の入り込み状況を発表した。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で落ち込んだ学校数と延べ宿泊者数は震災前水準には届かないものの、7年連続で上昇。学校数は8年ぶりに震災前と同じ7000校台を回復した。
 県内の教育旅行の入り込み状況の推移はグラフの通り。18年度は学校数7047校、延べ宿泊者数51万7820人だった。震災発生前の09年度(7920校、70万9932人)と比較した「回復率」は、学校数で89.0%、延べ宿泊者数で72.9%となる。
 都道府県別では、シェアの大きい東京都の学校数が892校で震災前(821校)を上回った一方、延べ宿泊者数は9万5627人で7割弱にとどまった。東北では青森県の学校数が132校、岩手県の延べ宿泊者数が5150人で、いずれも過去10年で最多。
 福島県は、全国の学校などに職員が出向く誘致活動を年間約1000カ所で実施しているほか、合宿費用やバス費用の助成制度を設けている。
 県観光交流課は「入り込み数は回復傾向が続いており、取り組みの成果が出ている。今後も正確な情報発信を続ける」と話した。


2019年12月04日水曜日


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