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福島第1原発の排気筒、人力での解体に着手 解体装置に不具合

高さ110メートルの場所で排気筒を切断する作業員=3日午後5時ごろ、福島第1原発(東京電力提供)

 東京電力は3日、福島第1原発の1、2号機共通排気筒の解体工事で、人力による作業に着手した。解体装置に不具合が生じたための措置で、人力による切断作業は初めて。
 作業は午後4時20分ごろに始まった。ロープで高さ約110メートルの位置につるされた作業員が、電動工具で排気筒本体を1時間かけて約1.1メートル切断した。
 周辺の放射線量は1時間当たり0.22ミリシーベルトと比較的高く、作業員は全面マスクや防護服を着用。午前中は別の作業員3人が切断に向けた準備作業をした。
 排気筒の解体作業は8月に始まった。工程は23ブロックのうち4ブロックまで進んだが、解体装置の不具合で切断できなくなったため、残り約15%を人力で作業する方針に変更された。


2019年12月04日水曜日


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