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年末恒例の「松市」 競り人の声響く

威勢のいい声とともに、縁起物の松が競り落とされた年末恒例「松市」

 仙台市中央卸売市場の花き市場(宮城野区)で4日、年末恒例の「松市」があった。場内は正月飾りに使われる青々とした松の葉の香りが漂い、競り人の威勢のいい声が響き渡った。
 茨城県産を中心に定番の「若松」、長い葉が特徴の「大王松」など約10種類が並んだ。競りの開始を告げるベルが鳴ると、約150人の買い受け人が指のしぐさで価格を提示し、約30万本を次々に競り落とした。
 市場関係者によると、今年は台風15号や19号の影響で、色や形が整った松が少なく、取引量は例年を2割ほど下回り、取引価格は逆に2割程度高いという。
 花卸業の仙台生花(同区)の千葉敏美取締役(59)は「松は冬でも緑を絶やさず、長寿を象徴する縁起物。ぜひ松を飾り、令和最初の正月を気分良く過ごしてほしい」とPRした。
 市場では11日、赤い実を付ける縁起物のセンリョウの競り「千両市」がある。


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2019年12月05日木曜日


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