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三沢商高生4人が米軍基地で就業体験

基地内のホテルでフロント業務を教わる根城さん(右から2人目)

 青森県三沢市の米軍三沢基地は4日、地元に住む高校生らに同基地を就職先の一つとして考えてもらおうと、初めての就業体験(インターンシップ)を開始した。三沢商高(三沢市)の1年生4人が6日までの3日間、基地内の商業施設や図書館などで業務に取り組む。
 業務支援隊人事課によると、同基地の雇用に新卒採用はなく、退職者が出ると補充する。約300の職種で約1400人の日本人が働いており、50代と60代で半数を占めるという。
 この世代の大量退職を見据えて若い世代へのPRを強化しようと、基地は三沢、十和田両市周辺の高校に就業体験の案内を送付。調整の結果、今回は三沢商高の生徒を受け入れた。
 根城いずみさん(16)は基地内のホテルで就業体験。施設内を見学した後、フロント業務のやり方を教わった。「海外の人とも交流できるので、期間中は積極的にコミュニケーションを心掛けたい」と張り切った。
 福利厚生施設の「統合クラブ」で昼食の準備に当たった湊京子さん(15)は「外国にいるようで楽しくて興味が湧いた。(基地を)進路選択で考えてみたい」と語った。
 職員は公務員に準じた待遇で離職率が低く、英語が話せなくてもできる仕事もあるという。人事課の担当者は「青森県外に出た若者が、地元に戻って来られるよう受け入れを決めた」と話した。


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2019年12月05日木曜日


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