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古里の味に広がる笑顔 園児ら60人がミカン狩り

ミカン狩りを楽しむ園児たち

 福島県広野町の「みかんの丘」で4日、地元の認定こども園「広野こども園」の園児約60人がミカン狩りを楽しんだ。温暖な気候をアピールしようと栽培されている古里の味が青空の下でだいだい色に輝き、子どもたちの笑顔が広がった。
 太平洋を望む「みかんの丘」は町が1987年に整備。今年実を付けたのは約180本の半分にとどまったが、子どもたちは元気に手を伸ばし、一つ一つ丁寧にもぎ取った。
 年長組の遠藤智晃ちゃん(5)は「大きいミカンを取るのは難しかったけど、楽しい」と満足そうに味わった。
 町は東京電力福島第1原発事故の影響で一時全町避難した。ミカン狩りは2013年に再開され、7年目。
 「東北に春を告げるまち」のキャッチフレーズを掲げる町は1985年に全戸にミカンの苗木を配布し、栽培が広がった。町は町制施行80年を迎える来年度、苗木の再配布を検討している。


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2019年12月05日木曜日


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