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阿武隈急行の丸森−槻木間が再開、汽笛一声 復興行き

運行が再開した阿武隈急行の始発列車に乗り込む乗客=6日午前5時45分ごろ、角田駅

 台風19号で被災した第三セクター鉄道の阿武隈急行(福島県伊達市)は6日、不通が続いていた丸森(宮城県丸森町)−槻木(柴田町)17.4キロの運行を再開した。朝夕のみに本数を減らしての運行だが、約2カ月ぶりに復活した「生活の足」に、通勤や通学の利用客が続々乗り込んだ。
 仙台方面に向かう多くの人が利用する角田駅(角田市)のホームは午前6時半ごろ、JR仙台駅(仙台市青葉区)への直通列車を待つ約90人が列をつくった。
 仙台市内に通勤する会社員佐藤史郭さん(34)は、槻木まで無料代替バスを利用してきた。「仙台直通はやはり便利。帰りのバス時刻も早く不便だったので、列車で帰ることができて助かる。早く元通りの本数になるといい」と話した。
 角田駅兼丸森駅の小島敏郎駅長(57)は「お客さんが『またよろしくね』と声を掛けてくれた。市民の足として、一日も早く全本数再開したい」と力を込めた。
 宮城、福島両県にまたがる全長54.9キロのうち、福島(福島市)−富野(伊達市)22.1キロは既に再開。土砂流入などの被害が大きい富野−丸森15.4キロは再開の見通しが立っていない。


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2019年12月06日金曜日


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