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民主主義と公共あるべき姿問う 図書館と大学題材、米ドキュメンタリー 宮城大で上映

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」の一場面(c)2017 EX LIBRIS Films LLC−All Rights Reserved

 米国の図書館と大学を題材としたドキュメンタリー映画2作品の上映会が9、10の両日、宮城県大和町の宮城大大和キャンパスで開かれる。表も裏もくまなく映し出す映画を通じ、図書館や大学の在り方を考えようと同大学術情報センターが企画した。入場無料。
 上映するのはいずれも米国のフレデリック・ワイズマン監督(89)の作品。さまざまな場を記録しながら現代社会を浮き彫りにする作品作りで知られ「現存する最も偉大なドキュメンタリー作家」と称される。
 9日に上映する「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」(2017年、3時間25分)は、一般利用者は見られない図書館の裏側まで記録し、公共とは何か、民主主義とは何かを問い掛ける。
 10日の「大学−at Berkeley」(13年、4時間4分)は東北初上映。カリフォルニア大バークレー校を舞台に、授業や研究活動から行政との折衝まで、大学のあらゆる活動を追う。
 ワイズマン監督作品について、茅原拓朗学術情報センター長(51)は「透明人間のようにいろいろな場所にカメラが入り、撮影対象を総合的に理解する材料を提供してくれる。究極の社会科見学映画」と説明。「図書館とは、大学とは何か、映画を通じ考えたい」と話す。
 上映会は、図書館を新たな出合いや発見の場としても利用してもらおうと同センターが企画・運営する「六限の図書館」の一環。
 両日とも午後1時半〜6時。9日は上映後のトークセッション、10日は上映前の解説を予定する。連絡先は学術情報センター022(377)8313。


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2019年12月07日土曜日


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