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立民、国・社に合流提案 東北の議員に温度差

 立憲民主党の枝野幸男代表が共同会派を組む国民民主党などに合流に向けた協議開始を提案した6日、両党の東北の衆院議員は「次期衆院選で安倍政権に対抗する受け皿になり得る」と期待感を示した。一方、国民の参院側は7月の参院選で生じた亀裂が根深く、衆院側との温度差が目立つ。
 共同会派などの若手衆院議員でつくる「直諫(ちょっかん)の会」は4日、先行する形で合流を呼び掛けた。会に参加する国民の小熊慎司氏(衆院比例東北)は「大きな固まりを目指すべきだ。会派が同じになった時点で政策は一致している」と訴える。
 野党には「疑惑隠し解散の可能性が十分にある」(枝野氏)として、安倍晋三首相が衆院の早期解散に踏み切るとの臆測がくすぶる。国民の緑川貴士氏(同)は「有権者の負託に応えるため、合流協議を進めるべきだ」と強調。立民の岡本章子氏(同)も「地方議員から党を一緒にしてほしいとの声がある」と前向きに捉える。
 対照的なのは、国民の参院側だ。先の参院選では2人区で両党の候補が激突するなど遺恨が残る。国民の参院幹部は「感情的な部分があり、共同会派の議員総会でさえ合同で開けていない状況だ」と明かす。
 「詳しい説明を聞いてみないと、コメントのしようがない」と言葉を選ぶのは、田名部匡代副代表(参院青森選挙区)。増子輝彦幹事長代行(参院福島選挙区)は「立民と国民も一度解散し、衆参一体で対等の新党を結成すべきだ」と持論を展開した。


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2019年12月07日土曜日


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