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太平洋戦争新聞で学ぶ 北上・口内小児童が本紙記事教材に

新聞記事で戦争の悲劇を学ぶ子どもたち

 北上市口内(くちない)小の6年生10人が6日、地元の北上平和記念展示館を訪れ、河北新報に掲載された記事を教材にして太平洋戦争について学んだ。
 教材は1972年3月11日の岩手県内版に掲載された記事「生きた英霊」。出征した地元の男性が、戦死したとの誤った情報で墓を建立されたことで起きた体験談を紹介している。
 郷土史料の中から記事を見つけた川島茂裕学芸員は、捕虜となって帰還することに後ろめたさを感じていた男性の心情を説明。「日本軍の兵隊は捕虜になったら自殺しなさいと教えられていた」と話すと、子どもたちは神妙な面持ちで耳を傾けた。
 口内地区では日中戦争を含めて82人の戦死者が出たことや、帰還兵の名前を刻んだ石碑「武運長久碑」が残っていることも学んだ。昆野颯太君(12)は「身近にこのような話があってびっくりした。戦争はやりたくない」と語った。


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2019年12月07日土曜日


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