宮城のニュース

気仙沼市新庁舎の旧病院跡地「妥当」 有識者会議提言へ

 老朽化した気仙沼市役所庁舎の建て替えの基本構想を策定する市の新庁舎建設基本構想策定有識者会議は7日、市役所で第7回会合を開き、新庁舎の立地場所は旧市立病院跡地(田中)が妥当とする提言書をまとめる方針を決めた。26日に市に提出する。
 当初、提言書には現庁舎(八日町1丁目)と病院跡地の2カ所の候補地に関するそれぞれの評価を示すにとどめる予定だったが、四つの評価項目のうち3項目で病院跡地が優位であるため、候補地を一本化する方針に転換した。
 有識者会議が病院跡地の優位性を認めたのは(1)アクセス(2)防災(3)費用−の3項目。市全体のまちづくりへの影響については意見が分かれていた。
 提言書に現庁舎の跡地利用や周辺地区の活性化を検討するよう求める付帯意見を付けることも確認した。
 委員長の丸谷浩明東北大災害科学国際研究所教授は「(絞り込まなければ)市が判断するのに時間がかかってしまう可能性があった。候補地を決めたことで、われわれの一つの役割を果たすことができた」と話した。
 提言書を受けた上で、市は年明けにも正式に立地場所を発表する見通し。菅原茂市長は「7回の議論で候補地が絞り込まれた。有識者会議の意見を尊重したい」と話した。


2019年12月08日日曜日


先頭に戻る