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岩手県内最後の災害公営 入居予定者が視察

災害公営住宅の建設現場を視察する入居予定者

 東日本大震災の被災世帯向け災害公営住宅としては岩手県内で最後の完成となる盛岡市の県営南青山アパート(99戸)で8日、入居予定者が建設現場や周辺環境を視察するバスツアーがあった。
 みなし仮設住宅などで暮らす16人が参加した。現地で県の担当者から工事の進展状況の説明を受けた後、市内の別の災害公営住宅を視察。近隣の地区活動センターでサークル活動を見学した。
 陸前高田市で被災し、盛岡に移住した菅野広行さん(63)は「これから住む地域を見たくて参加した。よい環境で安心した半面、部屋に空調設備がないなど不安も残る」と話した。
 南青山アパートは2021年に入居開始の予定。ツアーを主催したもりおか復興支援センター(盛岡市)の金野万里センター長は「現場を見て生活する実感が湧いたと思う。入居後の暮らしを考えるきっかけにしてほしい」と語った。


2019年12月10日火曜日


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