宮城のニュース

丸森・筆甫地区への送電安定化に新ルート 東北電、延長7キロ20日完成へ

被災した道路沿いで進む電柱の整備作業

 台風19号豪雨で被災した丸森町筆甫地区への送電ルートの新設工事を進める東北電力は10日、報道機関に作業現場を公開した。地区の停電は応急的な送電で解消しているが、電力需要が高まる本格的な冬を前に、安定供給を図る。電柱112本、配電線約7キロを新設し、20日の完成を目指す。

 主な新設ルートは町中央部と南西部の筆甫地区を結ぶ町道石倉線沿い。工事は10月下旬に始まった。
 従来の送電ルートは、石倉線の西側を走る町道五福谷北山線沿いにあったが、被災で寸断。別の送電ルートを応急的に活用している。応急ルートは今後も新設ルートの停電時に備え、バックアップとして機能させる。
 筆甫地区内では、川の増水で電柱が傾いたり、断線したりしたため、本復旧に向けた改修工事も進む。
 東北電力白石電力センターの担当者は「電柱を立てる地点に大きな石があり、特殊な掘削機を使うなどの苦労があった。住民の生活道路沿いでの作業なので、通行上の安全も考慮した」と話した。
 東北電力によると、台風19号により町内では2830戸が停電。11月2日までに全て復旧した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年12月11日水曜日


先頭に戻る