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再処理工場審査 竜巻対策変更で冷却水塔を新設 原燃

 原子力規制委員会は10日、日本原燃が稼働を目指す使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の新規制基準適合性審査会合を開いた。プラント分野で2回目となるまとめの議論を行い、原燃は竜巻防護対策の一部を変更し、工場本体への冷却水をためる塔を新設する方針を明らかにした。
 従来の対策では構造が複雑になり、作業員の運転ミスが出かねないと判断した。2021年度上期の完成目標に影響はないという。
 審査大詰めでの申し出に、規制委は「不効率な審査を強いられた」と不快感を示し、他の施設への影響や耐震性に関して今後回答するよう求めた。
 原燃はこの日、施設の安全性を確保する「設計基準」で一通りの説明を終えた。続いて主要論点である「重大事故対策」の審議に入ったが、規制委は、濃縮廃液の蒸発で放射性物質が放出される「蒸発乾固」や臨界事故の対策を巡り、考え方の整理が不十分として再検討を要求した。


2019年12月11日水曜日


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