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弘前市職員2700人分の個人情報流出か 住所や給料など70項目

情報流出の恐れについて記者会見する堀川課長(左)ら

 青森県弘前市は13日、市職員2747人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。氏名や住所、給料の額、最終学歴などが記されたデータが、12日に青森県内の報道機関1社に匿名のメールに添付されて届いた。データは市人事課で管理する情報と類似しているという。流出経路は不明。市は警察への相談も検討している。
 流出したとみられるのは、非常勤を含む2017年度のほぼ全職員の個人情報約70項目。メールを受けた報道機関からの問い合わせで判明した。現時点で悪用されたケースは確認されていない。
 市によると、2日に職員8人分の個人情報が記載されたメールが市に届き、調査をしていた。11月中旬〜12月上旬には流出を示唆するメールが複数回、市に届いており「職員から流出している」などと書いてあるメールもあった。
 メールは全て匿名で別々のアドレスだった。返信をしても反応はなかった。記載されていた電話番号は応答がなかったという。
 市が保管するデータの閲覧にはパスワードが必要で「(人事課職員以外が)サーバーに侵入するのは難しい」(市情報システム課)という。市のルールでは、個人情報をパソコン外に保存することは許されていない。
 市はパソコンのアクセス記録や侵入の形跡などを調べ、関係職員への聞き取りを行う。堀川慎一人事課長は「市民、職員を不安な気持ちにさせてしまった。関係部署と連携して原因を突き止めたい」と述べた。


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2019年12月14日土曜日


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