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一関・世嬉の一酒造の「いわて蔵ビール」 キリンのクラフトビール専用サーバーで来月から提供

仙台市内で記者会見に臨んだ佐藤社長(右)と杉山本部長

 世嬉の一酒造(岩手県一関市)のクラフトビールブランド「いわて蔵ビール」が来年1月から、キリンビールが開発したクラフトビール専用サーバー「タップ・マルシェ」で提供される。全国13醸造所27銘柄が名を連ねる中に、東北の醸造所として初めて加わった。
 販売するのは「みちのくレッドエール」。1995年にブランドを立ち上げて以来の定番商品に、遠野市産ホップで品質を向上させた。佐藤航社長(48)は「個性的な商品が増える中、あえて落ち着いた味わいにした」と語る。
 タップ・マルシェは飲食店に無償貸与され、最大4銘柄を選んで提供する。2018年3月以降、全国約1万3000店舗が導入した。営業にマンパワーを割けない小規模醸造所にとっては販路拡大のチャンス。佐藤社長は「ビール造りに専念しながら、全国に知ってもらえる」と話す。
 国内ビール市場は18年まで14年連続で最低を更新。一方、クラフトビール市場は伸長が続く。キリンビールの杉山和之東北統括本部長(51)は「ホップ産地の東北から醸造所が加わり、選べる魅力がさらに広がる」と説明。業界全体の活性化に期待を込めた。


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2019年12月14日土曜日


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