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津波の怖さ、模型で再確認 宮古工高生が児童に実演

模型を使った再現実験で津波の脅威を学んだ児童たち

 宮古工高(岩手県宮古市)の生徒製作による地形模型で東日本大震災の津波を再現する実演会が13日、地元の高浜小であった。児童たちは市街地が津波にのまれる様子を確認し、迅速な避難の重要性を心に刻んだ。
 震災で被害を受けた宮古市津軽石・高浜両地区を2500分の1に縮尺した模型に色水を流し、津波の襲来を再現した。参加した児童40人は、自宅や学校に押し寄せる津波の速さと威力に驚いていた。
 台風19号の被害やメカニズムについての解説もあり、6年の小笠原駿太君(12)は「まずは避難することが大事だと思った。海も山も近い地域なので、防災意識を高めていきたい」と話した。
 実演会は宮古工高機械科の課題研究の一環。2005年に始まり、今回で191回を数える。指導する元実習教諭山野目弘さん(67)は「200回が目標。実演を地域の防災力向上につなげたい」と語った。


2019年12月14日土曜日


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