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「ENGAWA」で地域と縁結び 宮城・川崎町が短期滞在施設を整備

川崎町が整備した短期滞在施設「エンガワ」

 宮城県川崎町は、同町への移住や進出を検討している個人、企業を対象にした短期滞在施設「ENGAWA(エンガワ)」を整備した。滞在拠点として同町の生活を体験してもらい、移住や進出の機運を高めるのが狙いだ。

 エンガワは、町役場の隣にある築51年の木造2階の空き家をリフォームした。約80平方メートルの1階は、主に利用者と地元住民との交流スペースとなる。和室2部屋を1部屋の大広間に改装し、大きなテーブルを配置。施設の名称通り「縁側」を庭にせり出して設け、集いの場とした。
 無線通信Wi−Fi(ワイファイ)も整備してインターネット環境を充実させ、簡易的なオフィス機能も満たす。2階は寝室になっている。
 改修を手掛けたミライデザインワークス(仙台市太白区)の小島英弥夫社長は「地域の人たちが気軽に入り、利用者とつながる雰囲気にしようと心掛けた」と説明する。
 最大で9泊10日まで利用できる。料金は光熱費も含めて無料だが、食事と寝具は用意されておらず、持ち込んで自己負担となる。町地域振興課は「最低でも週に1組は利用してもらいたい」と期待する。
 第1号の利用者となった仙台市青葉区のセラピスト和田正吾さん(36)は妻(35)、長女(3)と1泊した。「川崎に移住を考えている。今回の利用を機に、地元の人たちとの縁を広げていきたい」と話した。


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2019年12月15日日曜日


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