宮城のニュース

被災1次産業の支援事例を紹介 東北学院大でシンポ

災害時の農業支援の在り方などについて意見交換した

 被災した1次産業の復旧、復興支援を考えるシンポジウムが14日、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパスであった。災害時に支援に携わった農業法人やボランティア団体、自治体職員ら5人が講師として登壇し、それぞれ基調講演した。
 熊本地震の発生当時、熊本県西原村で農業ボランティアの任意団体を立ち上げたNPO法人副代表理事の河井昌猛さん(46)は苗植えや収穫作業時の支援事例を紹介した。「泥かきとは違い、女性や子どもも参加してくれた。ボランティアの新しい選択肢になるのではないか」と指摘した。
 愛媛県農政課主任の渡辺健太郎さん(39)は西日本豪雨の際、県主体で農業ボランティアを募集した経験を披露。関係機関と協議を重ね、輸送手段や宿泊施設を確保して参加者を募ったといい、「対応を記録に残し、引き継ぐことが重要だ」と述べた。
 5人の講師を交えた意見交換もあった。同大東北産業経済研究所の主催。学生ら約100人が参加した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年12月15日日曜日


先頭に戻る