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火山活動、無人機で把握 秋田駒ヶ岳で撮影試験

無人飛行機のカメラで秋田県側から撮影した秋田駒ケ岳=9日(湯沢河川国道事務所提供)
離陸に向けて滑走する無人飛行機=11月22日、仙北市のたざわ湖スキー場

 岩手県と秋田県にまたがる活火山、秋田駒ケ岳の噴火に備え、東北地方整備局湯沢河川国道事務所(湯沢市)が山頂周辺を無人飛行機で撮影する試験に取り組んでいる。地形変化や火山灰の降下状況を把握し、住民避難に役立てる。
 無人飛行機はカーボン製で全長3.2メートル、重さ40キロ。エンジン付きの固定翼機で最大約450キロ(4時間半)、事前に設定されたルートを衛星通信を利用して自律飛行する。
 11月から計3回行われた試験では、頂上から3.4キロ離れた仙北市のたざわ湖スキー場駐車場から離陸した。いずれも機器の不具合のため目視による無線操縦に切り替えられた。
 2011年の霧島連山・新燃岳(宮崎、鹿児島県)などの噴火でも調査に無人飛行機が使われた。湯沢河川国道事務所の野口暁浩調査1課長は「不具合の要因を分析し、改善策の検討を進める」と話す。
 秋田駒ケ岳は1890年と1932、70年に噴火している。


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2019年12月15日日曜日


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