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宮城・角田の災害ごみ生活圏から撤去 27日までに

山間部に新設された仮置き場へ運ばれた災害ごみ

 角田市は16日、台風19号豪雨で発生した災害ごみを生活圏から撤去するため、市内の山間部に設けた仮置き場へ可燃物の移送を始めた。27日までに住宅街の仮置き場から全て運び出される見通しだ。
 新たに整備された仮置き場は、小坂地区で住民が共有管理する山林。大型ダンプ5台が往復し、1日当たり約105トンを運ぶ。今後発生する家屋の解体ごみも小坂地区に搬入する。
 市は既設の仮置き場4カ所のうち、住宅街の中島住宅跡地と旧角田女子高敷地を優先的に処理する必要がある「生活圏」と位置付け、女子高敷地の可燃物を小坂地区に移す。
 中島住宅跡地の可燃物は引き続き、市内の仙南クリーンセンターや山形県中山町の民間焼却施設に搬送される。角田衛生センター敷地など他の仮置き場2カ所の可燃物は来年2月中旬までの撤去を目指す。
 市内の仮置き場で受け入れた災害ごみは約5700トンで、うち約3700トンが可燃物。不燃物は同センター敷地に集め、仙台市内の民間処分施設へ搬出する。
 大友喜助市長は「災害直後はやむを得ず生活圏に廃棄物を置いたが、早く住民にすっきりした気持ちになってほしかった。小坂地区の協力で実現できた」と話した。
 市は環境省の目標に基づき、災害ごみを年内に生活圏以外へ集約する計画を進めていた。


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2019年12月17日火曜日


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