福島のニュース

郡山市・富久山クリーンセンターの焼却施設が再稼働 広域処理は21日終了予定

再稼働した富久山クリーンセンター。焼却施設のピットに収集した家庭ごみが運ばれた

 台風19号で浸水被害を受け、稼働を停止していた福島県郡山市の富久山クリーンセンター(同市富久山町)の焼却施設が16日、約2カ月ぶりに再稼働した。市は電源設備などの仮復旧を進め、今月上旬からは試運転を重ねてきた。本復旧は来年度になる見通し。
 センターは1日当たり150トンを処理可能な焼却炉を2基備える。まだ300トンを処理することはできないが、段階的に量を増やし、来月中旬にもフル稼働させる。
 同じ能力を持つ河内クリーンセンター(同市逢瀬町)だけでは、1日当たり380トンに及ぶ市内の家庭ごみのうち80トンが処理できずに残る。市は広域処理を引き受けてくれた周辺の八つの自治体や行政組合に、これまで計約4200トンを運び出した。
 それでも家庭ごみの仮置きは一時、最大3000トンにまで到達。現在は1200トンに減少し、富久山クリーンセンターも再稼働したことから、広域処理は21日までに終了する予定。
 富久山クリーンセンター内の不燃・粗大ごみ処理施設と、ペットボトルなどを処理するリサイクルプラザは今月上旬までに再開した。
 家庭ごみとは別に、市が10カ所に仮置きする災害ごみは計1万8700トンに上る見通し。このうち可燃性の災害ごみについては、富久山クリーンセンターで来週にも処理に着手する。市は来年8月までの災害ごみ処理完了を目指す。
 品川万里市長は「まだまだ慣らし運転なので、少しでもごみを減らす努力をお願いしたい」と市民に呼び掛けた。


関連ページ: 福島 社会

2019年12月17日火曜日


先頭に戻る