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「快晴」「地吹雪」がなくなる!?東北5気象台、来年2月から自動観測に 仙台は目視継続

 仙台管区気象台は16日、仙台を除く東北5カ所の気象台で目視による気象観測から気象レーダーなどによる自動観測に切り替えると発表した。運用は来年2月3日から。観測技術の向上に伴い可能になったものの、機械で判別できない「快晴」「地吹雪」などが観測できなくなる。
 対象は青森、盛岡、秋田、山形、福島の各地方気象台。青森、盛岡、秋田は1日7回、山形、福島は同4回、職員が決まった時間に目視で観測している。天気は「晴れ」や「曇り」など15に分類されているが、今後は8種類に減る=表=。
 自動観測は1時間ごとと頻度が大幅に増え、観測を効率化し、データの客観性や均質性が高まる効果が期待できる。一方、天気の観測が減るほか、雲の種類や量、「黄砂」や「虹」といった現象も記録されない。見通しの利く距離(視程)の観測も自動化される。
 仙台管区気象台は目視観測を続け、比較して自動観測の精度向上に生かす。各地方気象台は、警報の発令などのため目視で監視する体制は維持し、「防災への支障はない」としている。
 自動化は今年2月、関東甲信地方8カ所で先行して実施。来年2月、東北地方を含めた39カ所で始まる。


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2019年12月17日火曜日


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