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聖火、震災遺構や災害公営住宅巡る 宮城コースは気仙沼から南下

 2020年東京五輪聖火リレーで、宮城県内コースの詳細が17日公表された。6月20〜22日の3日間、東日本大震災の津波で被害を受けた沿岸15市町を中心に巡る。高台に整備された災害公営住宅や商業施設、震災遺構がコースに組み込まれた。被災地を駆け抜ける聖火ランナーの姿を通じて、国内外に復興状況と支援への感謝を伝える。

【20日】
 気仙沼市最大の災害公営住宅「鹿折南住宅」で幕が開ける。商店街が並んでいた内湾地区へ。隣の南三陸町に入り、南三陸さんさん商店街に向かう。
 最大被災地の石巻市はJR石巻駅前など中心部から旧北上川沿いへ。1964年東京五輪の聖火台が一時設置されていた市総合運動公園も立ち寄る。特殊区間には旧北上川の祭りに使う「孫兵衛船」が登場。最後の女川町ではシーパルピア女川などを経てJR女川駅前で式典を行う。

【21日】
 東松島市のJR東名駅前をスタート。野蒜−東矢本駅間は仙石線の車両で聖火を運ぶ。松島町では仙台藩祖伊達政宗ゆかりの国宝・瑞巌寺を通過。特別名勝・松島の湾内を遊覧船で巡り、塩釜市のマリンゲート塩釜で再上陸する。
 七ケ浜町では菖蒲田浜を駆け抜ける。多賀城市は県東北歴史博物館など市街地がメイン。利府町は役場を出発し、男女サッカーの競技会場の一つになっている県総合運動公園を目指す。

【22日】
 最終日は山元町の山下駅前をたち、集団移転地の「つばめの杜」などを駆ける。亘理町は荒浜地区を通過。岩沼市は慰霊公園「千年希望の丘」を回り玉浦地区に。名取市は閖上地区をメインに、ゆりあげ港朝市や閖上小中学校を通る。
 仙台市内は震災遺構荒浜小から若林区の荒浜地区、宮城野区の新浜地区を巡る。自転車専用道では車いす走者が参加する。青葉区に入り、定禅寺通のケヤキ並木を通過し、勾当台公園市民広場で締めくくる。


2019年12月18日水曜日


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