宮城のニュース

宮城県が復興計画の検証骨子を初公表 「ソフト面の継続的な支援必要」

 宮城県は18日、東日本大震災からの復興の指針「県震災復興計画」(2011〜20年度)の検証骨子を公表した。公共施設などハード整備が順調に推移した一方、被災者の心のケアといったソフト面の継続的な支援が必要とした。県が復興計画の総合的な検証結果を示したのは初めて。
 住まいの再建に関しては、被災者が移り住んだ災害公営住宅で「コミュニティー形成が進まない」と指摘。教育的な配慮が必要な被災児童生徒が一定数見込まれるとして、「継続的な心のケアが必要」とした。
 震災前の水準まで販路が回復していない水産加工業に対する総合的な支援の必要性にも言及。県産農林水産物の風評被害解消や復興事業に当たる職員の確保、震災の記憶・伝承の在り方も課題に挙げた。
 毎年度実施している行政評価と県民意識調査、若手職員でつくる作業部会などの意見を基に作成した。策定作業が進む次期総合計画(21〜30年度)に検証を反映させるため、今月時点での内容をまとめた。
 検証骨子は18日に県庁であった次期総合計画に関する有識者審議会で示した。近く県のホームページで公表する。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2019年12月19日木曜日


先頭に戻る