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第一幼稚園の休園凍結 議会請願採択受け白石市長が判断

 宮城県白石市の山田裕一市長は19日、同市第一幼稚園を園児数減少などを理由に2020年度末で休園する方針を凍結する考えを明らかにした。同日の市議会12月定例会で、休園の白紙撤回と次年度の年少組園児の募集再開を求める請願が採択されたことを受け判断した。
 請願は、同園の保護者や地元住民らでつくる「白石第一幼稚園を残す会」が提出。採決結果は13日の厚生文教常任委員会で賛成5、反対3、19日の本会議では賛成10、反対7となった。
 議会終了後の取材に対し、山田市長は「請願の採択を真摯(しんし)に受け止めたい。教育委員会の議論の結果を聞いた上で設置者として結論を出す。さまざまな角度から市の幼児教育を議論したい」と述べ、来年1月にも残す会の代表者や保護者、弁護士らも交えた総合教育会議を開く考えを示した。
 残す会は、保護者アンケートや市民の検討会が開かれないままの方針決定に「一方的だ」と訴え、同園存続を求める署名活動にも取り組んだ。代表の僧侶疋田秀応さん(39)は「署名した人の思いが伝わった。市民の声をくみ取り、再考してもらいたい」と話した。
 市議会12月定例会はこのほか、総額4億8948万円を追加する19年度一般会計補正予算など15議案を原案通り可決し、専決処分4件を承認、意見書1件を可決し、閉会した。


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2019年12月20日金曜日


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