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教員採用に元教員枠 宮城県教委、講師不足に対応

 宮城県教委は、2020年度に実施する公立校教員採用試験で、介護や育児で退職した教員を対象に1次試験の一部を免除する方針を決めた。講師経験がある人が対象の選考では出願要件を緩和する。県内では教員の代役を務める講師の不足が深刻で、意欲のある人材の確保を狙う。
 元教員向けに「県元職特別選考」を新たに導入する。県内の公立校で3年以上勤務した経験があり、出願時点で退職から10年以内であることが条件。1次選考で行う「教養」「専門」の筆記試験をいずれも免除し、適性検査のみ実施する。
 常勤の講師経験者に「教養」の筆記試験を免除する「教職経験者特別選考」の出願要件も拡大する。これまでは県内での勤務経験が必要だったが、県外での経験でも可能とする。
 県内の公立学校では、長期休業した教員の代役を務める講師の不足が深刻化しており、11月1日現在、89人が不足している。県教委は採用試験に不合格となった受験者にも講師登録を呼び掛ける。
 県教委教職員課の担当者は「元教員や講師が再び試験に挑戦できるよう門戸を広げたい」と話した。


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2019年12月20日金曜日


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