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焼失の八戸・蕪嶋神社 間もなく完成 来年3月26日参拝可能に 宮司「協力に感無量」

ほぼ建設工事が終わった新社殿。屋根はウミネコが羽ばたく様子をイメージしているという
2階に造られた拝殿。中央奥に来年3月、ご神体が収められる

 2015年に焼失した社殿の再建が進む青森県八戸市蕪島の蕪嶋神社で19日、報道関係者向けの内覧会が開かれた。社殿の工事はほぼ終わっており、来年3月26日の例大祭に合わせて、頂上の社殿前への一般参拝が可能になる予定。
 社殿は木造2階。延べ床面積は約487平方メートルで焼失前の約2倍になった。材料には青森県産のケヤキやヒノキ、ヒバなどを使用。風圧に耐えられるよう、柱は長さ8メートルの22本を含む計196本が使われた。
 本年度の現代の名工に選ばれた清水福治さんが棟梁(とうりょう)を務める松本工務店(青森県南部町)が建設を手掛けた。社殿には伝統的技法も多く取り入れられている。
 頂上に続く階段の段数を増やす追加工事なども行ったため、総工費は当初予定より3500万円増えて5億3500万円となった。建物引き渡しも約2カ月遅れて、来年2月末になる。
 野沢俊雄宮司は「皆さんの協力でここまできて感無量。八戸のシンボルとなる先人の知恵が結集した社ができた」と話した。
 総工費は火災保険や寄付金などを充てているが、1億5000万円ほど不足しており、協力を募っている。来年1月1〜5日には社殿の周囲に白石を敷き詰める「お白(しろ)石(いし)持(もち)行(ぎょう)事(じ)」があり、希望者は奉賛金1個1000円で、社殿を頂上で見ることができる。
 連絡先は蕪嶋神社0178(34)2730。


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2019年12月20日金曜日


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