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肥満傾向、宮城県今年も上位 本年度・学校保健統計調査

 文部科学省が20日公表した2019年度学校保健統計調査速報で、宮城県内の肥満傾向児の割合は幼稚園5歳女児、小学2年男子、小学4年女子を除く全学年で全国平均を上回り、前年度同様に肥満傾向の子どもが多い状況が明らかになった。

 児童生徒の年齢や身長別の標準体重から算出した肥満度が20%以上の肥満傾向児の割合は、中1女子(13.60%)が全国1位、高3女子(11.87%)が3位。中1男子(14.80%)と中2男子(13.09%)が4位、小1男子(7.49%)、中3男子(12.17%)、高3男子(14.68%)が5位と中学生以上で目立った。
 肥満度がマイナス20%以下の痩身傾向児の割合は小2男子(0.95%)が全国2位。小1男子(0.82%)、小3男子(1.28%)が4位と小学生低学年男子に集中した。
 県内の児童生徒の平均身長、体重は表の通り。身長は小1女子、高1〜3年女子、高3男子が平均を下回ったが、小5女子は全国3位。高2男子が4位、中2男子は5位だった。
 体重はほぼ全ての学年で平均を上回り、幼稚園5歳男児、中1女子、高1男子が全国2位、小5女子、中1、中3男子が3位。
 健康状態に関する調査では全校種で虫歯の割合が平均以上。特に高校は平均より14.1ポイント高い57.8%だった。裸眼の視力が1.0未満の生徒は中学で59.9%、高校で69.2%で、いずれも平均を超えた。
 県教委スポーツ健康課の担当者は「肥満児だけではなく、痩身児の割合も高く二極化している学年がある。食育や運動の面で家庭や地域での協力を求めていきたい」と話した。
 県内の163校を抽出して調査。対象は発育状態調査が1万4069人、健康状態調査が7万1395人だった。


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2019年12月21日土曜日


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