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地上イージス候補地選定基準の明示求める意見書 秋田県議会が否決

住宅や学校に隣接する陸自新屋演習場

 秋田県議会12月定例会は最終日の20日、防衛省が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を候補地としてきた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に関し、配備候補地選定の基準を明確に示すよう国に求める意見書を本会議で採決し、反対多数で否決した。
 意見書は「次の世代につなぐ会」など野党4会派が提出した。つなぐ会の沼谷純県議は討論で、依然として防衛省は秋田、山口両県を配備の適地と位置付けているとして「ゼロベースの検討とは言い難く、検討に関する基準の明確化は必要だ」と迫った。
 自民党会派の北林丈正県議は、同省が秋田、青森、山形3県で実施している配備の可能性を探る再調査を踏まえ、「現段階で科学的根拠を求めるべきではない」と強調。過半数を占める同会派は採決で反対した。
 地上イージス関連では、新屋への配備に反対するよう求める請願8件を、19日の総務企画委員会の審議結果を踏まえて継続審査とした。このほか12月定例会では、2019年度一般会計補正予算など計46議案を原案通り可決し閉会した。


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2019年12月21日土曜日


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