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ストリートピアノ 思い出の曲 自由に奏でて 東北新幹線・白石蔵王駅に設置

白石蔵王駅のコンコースに設置されたピアノ。中学生による演奏が披露された

 公共空間にあって誰でも自由に弾ける「ストリートピアノ」が21日、宮城県白石市の東北新幹線白石蔵王駅の1階コンコースに設置された。同駅などによると、東北のJR駅では初めて。
 ピアノは、3月に72年の歴史に幕を閉じた同市白川中で1974年から使われたヤマハ製のグランドピアノ。ピアノの活用策を探っていた市と、ピアノ設置を検討していた駅側との考えが一致。市観光協会に貸し出す形で常設が決まった。
 生徒たちの思い出が詰まったピアノで、観光客にも旅の思い出を紡いでもらおうと「ストーリーピアノ」と名付けた。
 同日のオープニングセレモニーで、白川中の統合先の東中2年佐藤静紅(しずく)さん(14)がロックバンド、レミオロメンのヒット曲「粉雪」の演奏を披露。佐藤さんは「校歌やいろいろな曲を練習したピアノを久しぶりに弾けてうれしかった。また弾きに来たい」と話した。
 小野昭一駅長は「駅を訪れる新たな接点として、ピアノの腕を試したり、触れたりして楽しんでほしい」と述べた。
 ピアノは午前9時から午後7時まで利用でき、来年3月まで設置予定。利用状況を踏まえて来年度以降の継続を検討する。


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2019年12月22日日曜日


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