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寒さ育てる幻のセリ 登米・北方地区で収穫の最盛期

最盛期を迎えた観音寺セリの収穫をするボランティア

 宮城県登米市迫町の北方地区で特産「観音寺セリ」の収穫作業が最盛期を迎えた。雑煮や鍋料理の具材として人気があり、収穫は年内いっぱい続く。
 観音寺セリは南観音寺地区の農家6軒が計約10アールで栽培。農業木村寿さん(75)は4アールのセリ田で先月下旬から収穫に取り組んでいる。21日には同市のボランティアグループ「架け橋」の6人が手伝いに来た。
 収穫は毎年4、12月に行うが、12月はセリ田の水が冷たく作業は重労働。ボランティアは中腰の姿勢になって黙々とセリを掘り出した。
 観音寺セリは同市の伝統野菜。強い香りが特長で、他地域では栽培が難しく生産量が少ないことから「幻のセリ」と呼ばれる。
 木村さんは「今年のセリは寒さがちょうど良いためか葉の香りが高く、根っこは甘みがあって、とてもいい出来だ」と話した。


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2019年12月22日日曜日


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