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石巻の現状、全国に発信 詩人・和合さんがこけし絵付け体験

石巻こけしを考案した林さん(左)の手ほどきを受けながら絵付け体験をする和合さん

 福島市の詩人和合亮一さん(51)が21日、東日本大震災の被災地を伝える番組の撮影で石巻市を訪れ、復興途上の地域の活性化につなげるため震災後に制作が始まった「石巻こけし」の絵付けを体験した。
 市中心部の立町大通り商店街にあるこけし工房「ツリーツリー石巻」を訪問。2015年にデザインを考案した林貴俊さん(45)の手ほどきを受けながら絵付けに挑戦した。
 石巻こけしは海をイメージした青色を基調に、赤色の小さな魚を複数描く。和合さんは模様を描きながらこけしを作り始めた理由などを質問。林さんは「新しい土産品で街に活気を取り戻したかった」と語った。
 和合さんは「魚模様を描いていると石巻のことが頭に浮かんでくる」と振り返り、「伝統にとらわれないものを生み出そうという情熱に新しい街づくりの方法を感じた」と述べた。
 21日の撮影分は来年3月中旬に衛星放送「スカパー!」で放送される予定。
 テレビ番組「故郷を生きる」は盛岡市出身の詩人城戸朱理さんが企画・監修。震災の風化を防ぐため被災3県で復興に携わる人などを取り上げている。


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2019年12月22日日曜日


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