宮城のニュース

丸森の行事 被災に負けぬ 観光再生を願い斎理屋敷で餅つき 

力を合わせ餅をつく来場者たち

 宮城県丸森町の斎理屋敷で22日、年の瀬恒例の餅つきが行われた。例年は阿武隈川に面した山間部の産業伝承館で開かれていたが、台風19号豪雨で施設が被災した。会場を移して30年来の行事を続けた。
 多くの町民が訪れ、大人や子どもが代わる代わるきねを振るった。冬至に合わせ、つきたての餅がカボチャと一緒に来場者へ振る舞われた。きな粉やエゴマなどの餅も販売され、人気を集めた。
 斎理屋敷や産業伝承館を運営する町観光物産振興公社の佐藤勝栄理事長(75)は「可能な限り例年通りにと考え、餅つきも中止しなかった。被災で営業できない施設もあるが、町の観光のために行事は続けたい」と話した。
 斎理屋敷では、蒔絵(まきえ)を施したおわんや重箱などを大広間に多数展示し、豪商の正月を再現した「斎理の歳迎え」が開かれている。来年1月19日まで。12日には午前11時半と午後0時半からの2回、それぞれ先着40人にするめだしの雑煮を振る舞う。


関連ページ: 宮城 社会

2019年12月23日月曜日


先頭に戻る