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宮城県産和牛DNA不一致 県が虚偽報告の疑いで獣医師を告発

 宮城県石巻市の60代の男性獣医師が人工交配した県産和牛のDNAが父牛と不一致だった問題で、宮城県は24日、家畜改良増殖法違反(虚偽報告)の疑いで、獣医師を県警に告発した。同日、告発状を提出し、県警は受理した。
 県によると、10月3日付で獣医師が県に提出した人工授精業務に関する報告書に、虚偽の内容が含まれていたとしている。
 県は5月、同法に基づいて獣医師に立ち入り検査を実施。獣医師は検査に対し「不注意や勘違いで取り違えて授精証明書を発行してしまった。故意ではなかった」と話しているという。
 県の佐藤夏人農政部長は「県の肉牛生産の信頼を根底から揺るがしかねない極めて重要な案件と捉え、事実関係の調査と全容解明に取り組む中で告発に至った」との談話を出した。
 県や全農県本部によると、獣医師が生産し、秋田県内で飼育されていた繁殖牛のDNA不一致が2018年10月に判明。獣医師によって生産され、生存する258頭のDNA検査を実施したところ、30頭が不一致だった。


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2019年12月25日水曜日


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