宮城のニュース

仙台市施設の電力契約不適切処理 未払い101万円支払いへ

 仙台市は25日、道路照明灯以外の市有施設の電力料金の不適切処理について、未払い額約250万円のうち約101万円を支払うことで東北電力と協議を終えたと明らかにした。過払い額約165万円は、同社の約款に基づき市に返還されない。
 支払い対象となったのは、2009年7月〜19年6月分の未払い額。市は本年度の既決予算内で対応する予定で、補正予算は組まない。09年6月までの未払い額149万円は、民法上の時効の10年を迎えているため支払い免除となった。
 過払い額に関しては、照明灯問題の際は発光ダイオード(LED)化事業への協力金名目で一部返還されたが、今回は省エネ設備への切り替えがなく、同じ措置が適用されなかった。
 市は支払い免除となった未払い額と過払い額の差は約16万円で「損失額は限定的」として市長や管理職による穴埋めはしない。市行政経営課の菅原洋課長は「担当部署には契約書保管などを徹底させた。正確な事務に取り組む」と述べた。
 市は9月に道路照明灯以外の電力契約の全庁調査結果を公表。未払いは電照式バス停や公衆トイレ照明の電力契約を忘れたことで生じ、最も古いケースで1976年から43年間放置された。過払いは学校に設置する「テレビ受信難視聴対策設備」などの契約を解除し忘れ94年以降に発生した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年12月26日木曜日


先頭に戻る