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深夜の定禅寺通、重大事故防げ 信号設定変更、速度を抑制 今年2人死亡受け

赤信号で止まる車が列になった定禅寺通=26日午前0時15分ごろ、仙台市青葉区本町3丁目

 仙台市青葉区の定禅寺通で8日未明にあった交通死亡事故を受け、宮城県警は車両がスピードを出しすぎないよう、現場近くにある信号機の深夜帯の設定を変えた。従来は青信号が連続する設定だったが、交通量が減る時間帯は一部が赤信号に切り替わる仕組みで、重大事故を防ぐ狙い。関係者によると、信号機の設定を切り替える事故防止策は珍しいという。

 定禅寺通のうち、国分町通近くから錦町公園近くまでの間約600メートルは、4基ある信号機が青信号で続き、円滑に進めるようになっている。
 県警は20日から無期限で、交通量の少ない午前0〜5時、事故現場の交差点にある信号機の色が切り替わるタイミングを変更。定禅寺通を走ってきた車が赤信号で止まるようにした。
 青葉区本町の定禅寺通(国道45号)交差点では8日未明、車道上にいた男性が国分町側から走ってきたタクシーにひかれ死亡。周辺では5月にも、明け方に男性がタクシーにはねられ死亡する事故があった。
 仙台中央署によると、事故現場周辺で深夜、法定速度を超えて走っているとみられる車や、車道の横断歩道のない場所を横切る歩行者が散見されるという。
 同署は今後、車向けの補助標識などを新たに設け、事故の未然防止を図る方針。伊藤善健交通課長は「深夜帯の安全性を重視した。信号をきちんと守り、通行してほしい」と話す。


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2019年12月26日木曜日


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