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車検時間 30分に短縮 生産性アップに山形大が支援

実演会で披露された車検作業の様子。60分から30分への時間短縮を実現した=21日

 ネッツトヨタ山形(山形市)は、企業の生産性向上を支援している山形大国際事業化研究センターの協力を得て、主力小型車「ヴィッツ」の車検時間を従来の60分から30分に短縮したと発表した。
 センターは生産性改善を担うインストラクターの養成・派遣事業に取り組んでおり、今回は大手企業での生産管理の経験者2人を派遣。従業員3人一組で行っている整備作業を検証し、個々の動線や作業手順の見直しで待機時間を減らしたり、部品を事前に準備したりするなどして時間を短縮した。
 21、22日には同社で車検実演会を開き、関係者が作業を見守った。車検を受けた山形市の会社員熊谷祐さん(34)は「車検は時間がかかるというイメージがあったので、本当に30分で終わって驚いた」と話した。
 支援事業は県の補助を受け、1回3万円で改善指導を受けられる。無駄の削減で生まれる収益を新規事業に投資し、経済を活性化させる狙いがある。
 ネッツトヨタ山形の担当者は「車検時間30分は東北のトヨタ販売店では初めての試みだ。アクアやプリウスにも対象車種を広げ、見込まれる増益でカーシェアリング事業にも取り組みたい」と意気込んでいる。


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2019年12月26日木曜日


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