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秋田・洋上風力 騒音や漁業の影響議論 専門家3人加わり第2回法定協

促進区域指定に向け、それぞれの海域の課題を議論した法定協議会

 洋上風力発電施設を優先整備する「促進区域」の指定に向け、秋田県と経済産業省、国土交通省は26日、国が有望区域に選定した秋田の「由利本荘市沖」と「能代市、三種町および男鹿市沖」の両海域について、利害関係者らによる協議会をそれぞれ秋田市で開いた。再エネ海域利用法に基づく法定協議会で、10月の初会合に続いて2回目。
 初会合で議論となった騒音による健康被害やハタハタ漁への影響などを巡り、専門家3人が新たに両協議会に加わった。
 日大の町田信夫名誉教授(人間工学)は、風車から出る騒音は音の特性からより煩わしさを増加させる傾向があると説明。低周波騒音については「健康に影響するような知見は確認されていない」とした。
 議論では、漁業者や地元住民へ利益を還元する基金設立に関し「漁業への影響など不安な点が多い。基金で対応してもらいたい」「運用の透明性が信用できない」などの意見があった。
 事務局から9月に実施した両海域の海底地盤調査の結果が報告され、洋上風力発電を実施する上での障害は確認されなかったという。来年1月からは風況調査を行うとみられる。


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2019年12月27日金曜日


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