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丸森町役場前の災害ごみ、来年3月までに撤去 町長が表明

横浜市へ輸送するため、コンテナに災害ごみが積み込まれた=11月26日、宮城県丸森町

 台風19号豪雨で甚大な被害を受けた宮城県丸森町の保科郷雄町長は27日の記者会見で、町内4カ所に集積されている災害ごみのうち、町役場前の町民グラウンド分を来年3月末までに全て撤去する見通しを示した。
 新年を前に、復旧の現状や方針を説明した。町内の災害ごみは15日現在、可燃、不燃計約1万2600トン。仙台、横浜市などでの広域処理が進み、保科町長は「生活圏からの撤去にめどが付いた」と話した。
 26日までに仮設住宅全6団地で入居が可能となったのに伴い、避難所4カ所を29日正午に閉鎖すると発表。同時に、豪雨当日の10月12日に設置した町災害対策本部も廃止する。
 保科町長は「仮設住宅での生活に不安がないよう相談や見守りの態勢を整え、住宅再建時期の意向を丁寧に聞き、早期に選択肢を提示したい」と述べた。仮設住宅には168世帯360人が入居する見込み。
 河川の氾濫対策など防災体制の強化に関して保科町長は、町の復旧・復興基本方針に掲げた「災害に強いまち」に触れ、「町でできること、県や国に支援を求めなくてはならないことを把握しながら進めたい」との意向を示した。
 被災以降を振り返り、町職員に対し「通常の業務のみならず、災害対応も一生懸命に頑張ってくれた」とねぎらった。


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2019年12月28日土曜日


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