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台風19号で被害の岩手・三陸鉄道 田老−田野畑間も再開 住民、大漁旗振り歓迎

大漁旗を振って列車を歓迎する住民=28日午前7時40分ごろ、岩手県田野畑村の三鉄田野畑駅

 台風19号で甚大な被害を受けた第三セクターの三陸鉄道(宮古市)は28日、不通となっていたリアス線田老(同)−田野畑(岩手県田野畑村)間(22.9キロ)で運行を再開した。これにより津軽石(宮古市)−田野畑間(44.8キロ)がつながった。
 田野畑駅には住民約30人が駆け付け、大漁旗と小旗を振って列車を歓迎した。羅賀婦人会長の熊谷裕美子さん(61)は「三鉄は通学や通院になくてはならない存在。年内に田野畑まで運行区間が延びて良かった」と喜んだ。
 中村一郎社長は「旗を振って歓迎してもらい、地域の皆さんの期待に応えていかなければならないと改めて思った」と話した。
 リアス線は計77カ所で土砂流入や路盤流失の被害があり、全区間のうち7割が不通となった。来年1月16日には陸中山田(岩手県山田町)−津軽石間(17.3キロ)で運行を再開し、全線運行再開は3月20日の見通し。


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2019年12月29日日曜日


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