宮城のニュース

丸森の全避難所が閉鎖 町民ら仮設住宅に転居

避難所としての役割を終え、清掃が行われた丸森小体育館。外には仮設住宅が見える

 台風19号豪雨で甚大な被害を受けた宮城県丸森町内にプレハブ仮設住宅が完成したのを受け、被災者が身を寄せていた丸森小体育館など全4施設が29日、避難所としての役割を終えた。浸水などで自宅に住めなくなった町民の生活を2カ月半にわたって支えた。
 他に避難所となっていたのは、丸森、小斎両地区のまちづくりセンターと舘矢間小の体育館。12月中旬には計73世帯135人がいたが、21〜26日に仮設住宅への入居が可能となり、町が避難所の閉鎖を決めた。
 丸森小体育館では町職員やボランティアが、段ボールや毛布などの片付け、清掃などを行った。仮設住宅に移った会社員男性(64)は「避難所の生活は不便だったが、大勢でわいわいとした雰囲気ではあった」と話していた。
 町内の避難所は、町が避難勧告や「警戒レベル5」の災害発生情報を出した10月12日に16カ所が開設され、翌日午前には一時約470人が避難した。11月下旬に4カ所となり、自宅に床上浸水や土砂の被害があった町民を中心に約90世帯170人が過ごしていた。
 仮設住宅に入居するのは168世帯360人。避難所の閉鎖に伴い、10月12日に設置された町災害対策本部も廃止となった。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2019年12月30日月曜日


先頭に戻る