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宮城県美術館、アンケートでは8割が移転反対 「立地がアート」「手続きに問題」

県の美術館移転方針案を巡る賛否と主な意見

 宮城県が発表した県美術館(仙台市青葉区)の移転・集約方針案に関し、河北新報社は会員制交流サイト(SNS)の無料通信アプリ「LINE」を使い、読者に賛否や意見を尋ねた。美術館の移転に8割が「反対」と回答、「賛成」を大きく上回った。
 反対の中で最も多かったのは、美術館の立地・環境に対する評価で53件に上った。福島市の主婦(31)は「立地と建物が生み出す歴史や雰囲気がアートそのもの」と回答した。
 仙台市若林区の男性団体職員(37)は「専門家不在で手続きに問題あり」と、行政手法を問題視した。
 賛成意見では、石巻市の男性バス運転手(65)が「仙台の発展に貢献し、経費削減にもなる」と理解を示した。「美術関係者にはおごりを感じる」と、宮城野区の女性パート(44)のような手厳しい声もあった。
 アンケートは10〜16日、「読者とともに 特別報道室」のLINEで「お友だち登録」者に質問を送り、計143件の回答が寄せられた。内訳は反対123件、賛成14件、その他6件だった。


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2019年12月30日月曜日


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