宮城のニュース

<楽天>新守護神は誰が最適? 森原と青山、数値上適任

 東北楽天の松井が来季、先発に転向する。注目されるのが新守護神。抑えに不可欠な安定感、精神力、連投してもばてない体力を備えた投手は誰なのか。今季のレギュラーシーズンのデータから候補を探った。
 安定感を評価する指標に、1イニング当たり何人の走者を出したかを示す「WHIP(ウィップ)」=表1=がある。1.00未満が優秀とされる中、0.92の松井がチームトップ。主な救援陣で松井に続いたのは1.02の森原だった。
 制球力を示す指標の「K/BB(奪三振÷与四球)」=表2=でも、森原は松井に次いで2番目に良かった。この指標は球場の形状や守備の影響を受けないため、投手本来の能力を表すのに有効とされる。落差の大きいフォークボールを武器に、今季初めて日本代表に選ばれた右腕は、数値上でも高い安定感を見せる。
 精神力で分があるのは誰か。抑えが登板する機会の多い3点以内のリード時の「被打率」=表3=を見ると、青山が0.182と松井の次に良かった。
 青山は体力面でも引けを取らない。今季の連投日(登板した翌日)に限ったWHIP=表4=も1.07と良好。来季で37歳を迎える右腕に衰えは見られない。
 これらのデータを総合して判断すると、現時点では新守護神は森原と青山が最適とみられる。2人に続くのは宋家豪、ブセニッツ。今季米大リーグ、パドレス傘下のマイナーでプレーし、来季加入する牧田も候補の一人となりそうだ。
 首脳陣は来年2月に始まる春季キャンプなどを見て、最終的に判断する見通し。3月20日の開幕戦(楽天生命パーク宮城)で、試合を締めくくるマウンドに立っているのは誰か。想像を巡らせるのもプロ野球の楽しみ方の一つだ。
(狭間優作)


2019年12月30日月曜日


先頭に戻る