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あなたに贈りたい歌がある いわき湯本温泉、フラのまちの魅力発信

オリジナルソングに乗せてフラを踊る女将たち

 着物姿でフラを披露するいわき湯本温泉(福島県いわき市)の「フラ女将(おかみ)」のオリジナルソングと踊りが完成した。東京電力福島第1原発事故後に落ち込んだ客足の回復へと立ち上がった女将たちの苦悩と決意が歌詞に盛り込まれた。イベントなどで活用し「フラのまち」の魅力発信に役立てる。
 「夢花涙雨(ゆめはななみだあめ)〜フラ女将の唄」は、白河市出身で京都市在住のシンガー・ソングライターYammy*(ヤミー)さん(43)が活動に賛同して歌う。女将のフラを指導する元フラガールが振り付けた。湯本温泉の旅館で23日にあったYammyさんのライブにフラ女将7人が登場。歌に乗せ、フラを情感たっぷりに初披露した。
 「『ありがとう』『また来るね』 なにげないそのヒトコトで泣いてばかりの毎日が優しい色になる」。歌詞は、Yammyさんが女将から聞いたり手紙で寄せてもらったりした体験談を取り入れて作った。
 フラ女将の大場ますみさん(65)は「大変だけど頑張るぞ、という前向きな気持ちを表してもらった。ほかの災害などで同じ痛みを持つ人にも共感してもらえると思う」と話した。
 湯本温泉の宿泊客は2018年の実績で原発事故前の6割弱にとどまる。温泉街は15年、温泉施設スパリゾートハワイアンズに代表されるフラ文化を生かす「フラのまち」を宣言し、活性化に生かしている。


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2019年12月30日月曜日


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