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宮城・公立高1、2年生のスマホ利用、過去最高 「1日2時間以上」半数超

 宮城県教委は、県内の公立高に通う1、2年生に実施した2019年度学力状況調査結果をまとめた。スマートフォンを1日2時間以上使う生徒が半数を超え、過去最高を記録したことが明らかになった。長時間の利用が学習に影響を及ぼす恐れもあり、生徒がスマホを適正に利用する環境づくりに力を入れる。
 平日に勉強以外でスマホを使用する時間が「2時間以上」と答えたのは、1年生が56.8%(前年度比4.0ポイント増)、2年生が61.8%(同3.6ポイント増)に達した。14年度の調査開始から増加傾向が続く。
 スマホの学習への活用状況を尋ねる設問で「利用している」は1年生が90.9%(同1.4ポイント増)、2年生が92.8%(同0.9ポイント増)を占めた。使用する理由は「辞書機能」が最も多く、次いで「情報・ニュース・資料の検索」「静止画や動画の閲覧」だった。
 学習の悩みに「集中できない」と回答した生徒に、家庭で最も時間をかけていることを聞くと、1年生の61.6%、2年生の63.9%が「スマホのメールやゲーム、インターネット」を選んだ。
 県教委高校教育課の担当者は「スマホの長時間利用が学力の定着を妨げる要因になり得る。調査結果を踏まえ、学校現場と対策に取り組みたい」と説明する。
 調査は昨年7月、県立、仙台、石巻両市立計74校の1年生1万4160人、2年生1万4096人を対象に実施した。回収率はそれぞれ97.5%、96.1%。


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2020年01月01日水曜日


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