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着物生地をスーツ裏地に 仙台・サムライアロハ「特別な一着を提供」

着物の生地を裏地として使ったスーツ

 着物をアロハシャツにリメークして販売するサムライアロハ(仙台市)などが、着物の生地を裏地に使ったオーダースーツの製造・販売に乗り出した。眠っている日本文化に光を当てる取り組みの一環。和洋折衷の「一点もの」を提供し、公私のさまざまな場面で楽しんでもらう。

 サムライアロハとオーダースーツ製造・販売のモーダクラトーレ(同)が共同で手掛ける。顧客はスーツや着物の生地、デザインを選んで採寸。モーダクラトーレの提携工場で仕上げて納品する。製造工程は約1カ月で、料金は7万円台以上の予定。
 サムライアロハは2018年7月設立。子育て中の主婦らが1枚の着物から1枚のアロハシャツを仕立て、国内外で約400着を販売した。アロハシャツ向けの着物はシルク素材が多いことから、ポリエステル素材も有効活用できる方法を検討し、モーダクラトーレとの連携を決めたという。
 サムライアロハの桜井鉄矢代表は「日本は古来、羽織などにおしゃれな裏地をあしらう文化がある。和文化の着物を西洋文化のスーツに応用したい」と強調。主に40〜50代の男性の購入を見込む。
 モーダクラトーレは約5000種類のスーツの生地を取り扱い、宮城県を中心とした東北、関東などに顧客を抱える。佐々木健哉第1営業部課長は「着物の生地を裏地として使うのは初めて。他にはない特別なスーツができる。ビジネスからフォーマルまで好みに合わせて着てほしい」と話す。
 連絡先はモーダクラトーレ022(224)2621。


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2020年01月02日木曜日


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