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「忘れない」初日の出に誓う 仙台・新浜 元日に津波避難訓練

津波避難タワーから初日の出を眺める住民ら=1日午前7時10分ごろ

 東日本大震災で津波被害を受けた仙台市宮城野区の新浜地区で1日朝、避難訓練があった。住民らは津波避難タワーに集まり、初日の出に震災の風化防止などを祈った。
 訓練は毎年元日に実施され、3回目の今年は約25人が参加。午前6時に震災と同程度の地震が発生したという設定で、主催した住民団体代表の村主英幸さん(60)が、拡声器で避難を呼び掛けた。
 参加者は高さ約10メートルのタワーに集結。午前7時ごろ、タワーに太陽の光が差し込むと、住民らは風化防止や復興を願い、手を合わせた。
 新浜地区は震災前に比べて世帯数がほぼ半減した。町内会長の遠藤芳広さん(68)は「今後も復興の様子を伝えるとともに、離れた人が再び戻ってくるような地区を目指したい」と話した。


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2020年01月03日金曜日


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