福島のニュース

復興と安全 大漁旗に誓う 浪江・請戸港で漁船出初め式

大漁旗をなびかせ次々出港する漁船。後方は完成した荷さばき施設

 福島県浪江町の請戸漁港で2日朝、漁船の出初め式があった。色鮮やかな大漁旗をなびかせ16隻が沖出した。昨秋完成した荷さばき施設で4月には待望の競りが再開される予定。関係者は、東日本大震災の津波で壊滅的被害のあった漁港の復興加速を祈った。
 神事の後、多くの家族らに見守られて漁船が次々に出港した。沖合を旋回しながらお神酒をささげて今年の漁の安全を祈願した。
 東京電力福島第1原発事故によって請戸漁港では試験操業が続く。水揚げした魚種は現在、相馬市まで陸送して競りにかけるなど苦労を強いられている。
 相馬双葉漁協請戸地区代表の高野一郎さん(72)は「風評や流通、(第1原発の)汚染水処理の問題などに漁業者一丸となって立ち向かい、競りの再開でより活気が戻ってほしい」と話した。


2020年01月03日金曜日


先頭に戻る